感涙

あなたの言葉に感涙した日

夜空は窓枠のパレット

向き合う二人を描く

震える両手で贈る言葉を

あなたは落とさないように

そっと受け取ってくれた

悲しみを悲しいと

思い悩む事は

当たり前なんだから

僕にすべて預けて

あなたに愛を贈りたい

肩に持たれた重みだけ

あなたがくれた優しさを

胸のポケットにしまいたい

あなたの言葉に感涙した日

どんなに灯りがなくても

怖くない気がした

込み上げる喜びを

温もりで分け合える

そんなことを当たり前に

塗り替えていきたい

どうか頭を抱えないで

僕が抱えてあげるから

すぐに崩れていくものを

僕が支えてあげるから

あなたに愛を贈りたい

肩に持たれた重みだけ

あなたがくれた優しさを

胸のポケットにしまいたい

例えば無字の手紙でも

その温もりが分かるから

言葉なんかじゃ伝わらない

あなたがきっと分かるから