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Dandelion


必ず訪れる春にきみを迎えにゆくよ

遠くで暮らしてた ぼくらの僅かな日々

笑って見送れば いつも やるせなくて

桜も咲く頃は 逢えるねって話してた

予定はなくなって 誰も知らない冬が始まった


窓辺で降り積もる 文字を眺めてた

押し込む強がりを 胸に残らず 掻き集めた 幾度


必ず訪れる春にきみを迎えにゆく

繋いだこの手の温もり 色褪せていかないで


逢いたい、逢えないな 大切に想うほど

夏さり秋きても 先の見えない冬は続いてた 


離れて思い知る きみの美しさ

時に涙しても ずっと変わらず そばにいたね


きっと


必ず訪れる春にきみを迎えにゆく

繋いだこの手もう一度 きみに触れていたい

眩しく晴れ渡る空に白い綿毛が舞う

みんなが待ちわびた春に きみを迎えにゆくよ

春風 振り向くきみを 強く抱きしめる

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