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GRAYSON


ふと 見かけたきみは ロングコート着こなし

誰かと歩いてた ぼくの知らない人

笑いながら また 肩をつついて

通りへ見送った 街のショーウィンドウ


GRAYSON

木の葉なくして 裸になったぼくには

これ以上 肌を刺すような

きみの笑顔は 見てられない


きみを忘れようと 夜の街へ出かけた

なんとなくキスして なんとなく抱きあって

ヘソの下にある 丸いホクロを

彼も可愛いねって きっと 褒めたでしょ


GRAYSON

時をなくして きみを愛するぼくは

頭の針をへし折られ 立ち尽くしてる 時計台

もう 誰もここへ 連れだす事は 出来ない

心に染みついたきみを 愛せる日まで


GRAYSON

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