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  • 白川 統章
  • 2020年9月9日
  • 読了時間: 1分

ほしのみなもと


思い出してごらん ふたり笑った

枇杷の木の下 見た ほしのみなもと

思い出になるって なんて悲しい

本気で信じてた また出会えると


きみは星になって ぼくは大人になった

もう きみの香りも 温もりも 忘れたよ だけど


覚えているんだよ きみの呟き

流れ星になったら 夢 叶えると


きみは歳をとらず ぼくは年寄りになって

もう 増えるものもない

無くしてくばかりだよ だけど


シーツの波揺れる ふたりのお別れ

雨の虹のような ほしのみなもと

思い出してごらん 夢で交わした

待ち合わせ場所は ほしのみなもと

 
 
 

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