ダイヤモンドが生まれた日
突然のさようならと知らせてる 冷たい文字
何も出来ないまま ただ訪れた
着なれないスーツ羽織り 眺めてる潤む瞳
もう 戻らないんだと はっきりと感じた
あなたの全てを想わずにはいられない
いつか薄れると分かっていても
抱きしめてくれる人が側にいる それって奇跡?
そう 失わなければ 気付けなかった 大事な事も
背中にしがみつき 潮風と混ざっていた バイクの匂い
思い出せば 頬に溢れていく
初めて出会った写真にしかない日から
遠い場所でずっと見守ってくれた人
あなたの全てを想わずにはいられない
いつか薄れると分かっていても
旅立ったその隣で泣きたかった 胸ポケットに
手を当てて気付いた 小さく光るダイヤモンド
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