モンタージュ

モンタージュ きみは まぶたを閉じて

遠い足音 辿っているの

こんな 美しく 瞬く瞳にも

濁りがあるだなんて

モンタージュ それは ターコイズブルー

渚に揺れる ほしのきらめき

沖へ 沖へ 流されてけば

深い暗闇にいた

突然、降りだした 大粒の雨

帰り道 なくしても

沢山のひとが 傘をさしてくれた いつも

モンタージュ ぼくは きみと出会って

いろんな表情を 手にいれたんだ

泣いて 泣いて 腫れたまぶたも

きみと出会えたからさ

モンタージュ ぼくは まぶたを閉じて

きみの幸せ 祈っていたの

言えない事まで 知りたくないけど

隣にいられたなら

モンタージュ 生きる ぼくらの表情は

沢山のひとで つくられている

笑って 笑って 増えてくしわも

きみがいてくれたから ぼくに生まれた証し