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待ちわびる春


愛したひとよ bye bye 忘れないで

そんな言葉を うった ノート パソコンの

キーボードの十字路 さまよってる

フェロモンの隙間風 春の 落としもの


液晶画面は 待ちくたびれた

フェンリルの黒い海 水面 映しだす

視線ぶつかった その向こう

さくらが咲いていた


きみに きみに 逢えるのならば

ぼくは きっと 軌道変わるほど

地面をけって きみを抱き締める

どんな事でも 受け止められる


きみに きみに 逢えるのならば


なくしたものよ Baby 止まる手よ

小雨の歯ブラシは 乾いた石膏増

冷めた電球を 日だまりが

微かにあたためてた


きみを きみを 忘れたいのに

だけど だけど 昨日変わるような

今日はこないよ きみと以外にもう

ぼくらの春は 雪解け水に


すうと すうと 流されていった


きみに きみに 逢えるのならば

ぼくは きっと 軌道変わるほど

地面をけって きみを抱き締める

どんな事でも 受け止められる


きみに きみに 逢えるのならば

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