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  • 白川 統章
  • 2020年9月9日
  • 読了時間: 1分

鐘は鳴ってしまった


街灯のイルミネーションを手にとり

まるで蛍だって 頬笑むきみが眩しい

去年の誕生日プレゼント キャスケット

もう被らない 強がりで涙を隠す


回った針の数だけ ふたり遠ざけていく

「じゃあね、また会おう。」「またね。」

お別れだ


Ding Ding Dong どんどんどんどん

遠くなっていく

きみの事ずっと見てる

しんしんと Snow white So why?

寂しくさせては

ぼくの想い ひらり舞う雪に埋もれてった


夜風がふいに運ぶ甘いメッセージ

「今日は帰らないで。」

気持ちだけじゃきっと伝わんない


変わらない日常すべてが

きみであってほしいのに

いつでもそれがぼくら邪魔してる


Ding Ding Dong どんどんどんどん

列車は進んでく

昨日さえもう見えないね

きっと問答無用 涙溢れそうで

何にも言えず そして鐘は鳴ってしまった


Ding Ding Dong どんどんどんどん

遠くなっていく

きみの姿消えないよ

胸を どんどんどんどん 叩いてみたなら

弱虫って 後悔してる


Ding Ding Dong どんどんどんどん

列車は進んでく

もう少しで昨日になる

しんしんと Snow white So why?

熱くさせてよ

ぼくの想い ひらり舞う雪に埋もれて

ひとり帰る道 鐘が鳴った

 
 
 

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