鐘は鳴ってしまった
街灯のイルミネーションを手にとり
まるで蛍だって 頬笑むきみが眩しい
去年の誕生日プレゼント キャスケット
もう被らない 強がりで涙を隠す
回った針の数だけ ふたり遠ざけていく
「じゃあね、また会おう。」「またね。」
お別れだ
Ding Ding Dong どんどんどんどん
遠くなっていく
きみの事ずっと見てる
しんしんと Snow white So why?
寂しくさせては
ぼくの想い ひらり舞う雪に埋もれてった
夜風がふいに運ぶ甘いメッセージ
「今日は帰らないで。」
気持ちだけじゃきっと伝わんない
変わらない日常すべてが
きみであってほしいのに
いつでもそれがぼくら邪魔してる
Ding Ding Dong どんどんどんどん
列車は進んでく
昨日さえもう見えないね
きっと問答無用 涙溢れそうで
何にも言えず そして鐘は鳴ってしまった
Ding Ding Dong どんどんどんどん
遠くなっていく
きみの姿消えないよ
胸を どんどんどんどん 叩いてみたなら
弱虫って 後悔してる
Ding Ding Dong どんどんどんどん
列車は進んでく
もう少しで昨日になる
しんしんと Snow white So why?
熱くさせてよ
ぼくの想い ひらり舞う雪に埋もれて
ひとり帰る道 鐘が鳴った